今回のゲストはFM福岡の人気番組「イマメカ!!」でプロデューサーをつとめる浅原雄一さん!
実はUstTodayは以前「イマメカ!!」の前進の「ちんさや リターンズ」へ「お疲れさま動画」を送ったものの…
「人気番組は2つもいりませんから!」という発言をしてしまったため…ぎくしゃく(^ω^;
和解もこめてプロデューサーにお越し頂いたわけです!
その前に…ちょっと気になるトピックスが…
大相撲がUstreamで全世界有料配信がスタート!
今まで大相撲はNHKだけの独占放送だったのですが、ついにネットの世界に拡大されたという。
通常の1日を見るのは10ドル、千秋楽は15ドル、15日前日見ると120(1万2000円くらい)ドルというプランになっているみたいです。
日本ではNHKにて無料配信されているので、これは海外向けのようですね!
相撲協会は最近LINEも熱く取り組んでいるようで、残席などがすぐにわかるようになっているみたい。
相撲×ITという組み合わせ、どんどん熱くなってきそうですね。
それにしても大相撲のUstream…誰が見るの!?(^ω^;
どうやらモンゴルでもイギリスでもタダで見れるそうで…
とりあえず暖かく見守っていきましょうね(^ω^;
そんなアーカイブはこちらからご覧いただけます。
ざっくりまとめ
FM福岡は日本で4番目に開局したFMラジオ局!
浅原さんは、現在はイマメカ!!。そして前進のちんさや〜電脳系FMラジオ、ちんさや リターンズのプロデューサを担当されてきました。
当時からUstream中継もされていた、クロスボーダーなラジオ番組を手がけていました!
編成制作事業部に在籍されている浅原さん(ちなみに総務・営業部・編成制作事業部・技術部と分かれています)。
主なお仕事は…会社のWebサイトの運営や広報などを担当されています。
■今回どうして東京に?
浅原さん:東京には広報活動に来ました。
三上さん:(イマメカ!!さんにとって)グッデイさんという企業が、ずっとスポンサードについていたわけですが、そのスポンサードが3月いっぱいで終了することを早くも12月に発表してしまったという…。すごくびっくりしたのが、そういうことってあんまり企業にとってイメージ良くないことじゃないですか…。だからそういうことは公にしなかったり、直前に発表されることが多い。いちいち言わない。何故かというと、スポンサーにとっていいことではないから。それをグッデイさんは発表したってことは異例だと思うんですよね。何故でしょう?
浅原さん:端的に信頼関係だと思うんですよね。グッデイさんは番組のスポンサーでもあるんですけれども、普通のスポンサーさんとは違うよね、というスタンスが強いと思うんです。仲間として一緒にやっているスタンスが強いと言うか。そういうスタンスでやっていらっしゃるが故に、自分のとっては都合の悪い話ではあるにもかかわらず、発表しにきてくださったということです。なので、「今までありがとうございました。残り3ヶ月よろしくお願いいたします」という感じでした。でも、番組として我々やってる側としては、ちゃんと独り立ちして運営できる番組にしなくちゃね、という状況です。
三上さん:浅原さんは今までたくさんの番組に携わってきたと思うんですけれど、いつも番組の終了の連絡が来るのはギリギリだったんですか?
浅原さん:そうですね…でも一応業界ルール的には終了1ヶ月前(3月末に終了ならば3月1日まで、みたいな)には通告してね、という暗黙のルールみたいなのものがあるのですが、企業さんにも色々事情がありますから…。普通のスポンサー企業さんと番組の関係なら、ドライな関係もあると思うんです。実際CMもリスナーの投稿で作っていただいたりしているので、もっと近い関係性なんですよね。
三上さん:今回は、スポンサー探しっていう意味合いもあったわけですね。
浅原さん:東京も久しく来ていなかったので、広告業界の方にもお会いしてなかったんです。
■浅原さんってどんな方?
三上さん:浅原さんはどういう所属なんですか?
浅原さん:今は編成制作事業部にいます。主な業務は、編成も事業も制作もやらないっていう(笑)。番組のWebサイトや広報などを担当しています。
三上さん:IT系、Web系を担当されていて、イマメカ!!だけはプロデューサーをされていると?
浅原さん:元々東京で4年ほど営業をしていたんです。それで福岡に戻ってWebに力を入れることになった…という状況です。普通に考えてみると、放送局のWebサイトって「番組について知ってね」というスタンスだと思うんです。番組を見た人が見に来るという感じで。聞き逃したところを番組ブログで確認したい、みたいな。ラジオを起点にWebサイトに来る、と言いますか。でもそれだけではつまらないので、逆はできないかな?と思いまして。
三上さん:どういうこと? ネットで何か面白いことをやって、そういう人たちをラジオにつれて来れないかなってことですか?
浅原さん:簡単に言うとそうです。そうなると、ある程度番組の呈を成したものを俺にも持たせてくれよと打診しました。もう5年以上前の話になりますが、当時はPodcastが主流だったので、Podcastをがっつりできる番組を持たせてもらいました。そこから着手して気がついたら…このような感じになっております(笑)。
三上さん:なるほど! ただ単にラジオの宣伝をWebでやるだけではつまらないから、Webで面白いことをやってラジオに引き込むということですね。それがちんさやのスタートなんですね。
浅原さん:あとはラジオ日経さんに「どうやったらこんなにPodcastを抱え込めるんですか?」みたいな話を聞きにいきました(笑)。FM放送は音楽がたくさんのっかっているのですが、Podcastは音楽をのせられないので、どういった方針でやられているのかな、という基本的なことから教えていただきました。本当に基本スタンスが我々(FM福岡)と全然違うということもわかって…。じゃあ、うちはどうやってアプローチしていこうかな、と考えてはいました。
三上さん:FM福岡って福岡でしか聞けないラジオなのに、東京にいる俺がその名前を知っているし、今日もイマメカ!!のリスナーさんがたくさん見てくれていますけれど、ファンは県外の方が多そうですよね。
浅原さん:でも、難しいのが、県外の方がたくさん聞いてくださっていても、それで利益がたくさんでるのか?みたいな話がないと会社としてはなんとも言えないんですよね…。
三上さん:リスナーがたくさん増えました、その結果スポンサーが増えましたということになれば、浅原さんも局内でデカい顔ができるわけですねw
浅原さん:そうですね(笑)。オラオラって感じになれると思うんですけど…。
三上さん:でもWebでの活動があったからこそ丸亀製麺さんや末広部長のスポンサードもあったわけですよね。
浅原さん:完全にそうですね。ちんさやがリターンズとして復活したのも、末広さんがいらっしゃった加ト吉(今のテーブルマーク)のスポンサーがあったのもネットきっかけですね。Twitter上で「スポンサーしてくれませんか?」と呼びかけてOKが出ました。グッデイさんも同じでtwitter上でスポンサーの依頼を行いました。
三上さん:僕がイマメカ!!で、面白いなと思うのは、録音風景をUstで流して、それを編集したものがラジオになるという点。これはすごく話題になったのですが、コンテンツを先に流すっていうのはラジオ局的にどうなのかな?って思ったのですが、浅原さんの根底はWebにあったからだったんですね。
浅原さん:そうですね。ネットファーストというか。今でも営業トークというか冗談で「ラジオはおまけです」みたいなことを言っちゃうこともあります。Slash Bという番組が、僕が一番初めに担当した番組だったんですけれど、その時もWeb先行で番組を作ってました。Webサイトは独学でなんとかしてたんですけど、ラジオのことはわからないって(笑)。
三上さん:スポンサーが3本ついてて、投稿も多く…。FM局の深夜30分の番組に冠が付くって言うのはすごいことだと思うのですが、局内の評価はどうなんですか?
浅原さん:まだまだですね(笑)。さっきも言ったように「ラジオはおまけ」とか言っちゃいますからね…。会社ではずれてるというか…。
三上さん:異端児みたいな?(笑)
浅原さん:そうかもしれないですね(笑)
三上さん:tweetで「顔は強面だけど」っていう声が届いていますが…いや、浅原さんは本当に怖いのよ(笑)。広島出身だもの。広島弁でがつがつこられたら怖いよw
浅原さん:高校までは広島で、大学から福岡の九州大学の物理を勉強していました。
三上さん:九州大学の物理って大変じゃないですか…。でもどうして物理からラジオに?
浅原さん:物理がわからなかったからですねw というのと、FM福岡の夜勤バイトがあって…そのまま(笑)あとにも先にもバイトから社員になったのは僕だけでしょうねw FM東京がJ-WAVEに完全にやられてしまっている状況で、当時危機感を持った社長が「変な奴もいれておけ!」ということで採用になったんだと思います。
三上さん:県域にFMラジオ局が1つしかない時代は、FMラジオ局っていうのは競争相手がいないから安泰な商売でしたよね。でもそれがJ-WAVEが始まって崩れた。当時のJ-WAVEはDJなしで洋楽がずっと流れているだけだっただったのに、今までになかったようなFMラジオ局がドカン!と出てきた。のほほんとしていた全国のFMラジオ局にとってはかなりの危機感にさいなまれたときですよね、きっと。だからこそ改革者みたいな人が必要だったと。
浅原さん:変革期において変な奴をいれておけ!って感じだったんだと思います。丁度社長が変わって、各部門のトップが入れ替わったりもして、社内も混とんとしていた時代だったんです。「理系出身で、バイトしてるやつがいるぞ…」という感じで、入社したんだと思います。
三上さん:そのときってバブルがはじけたぐらいですよね。丁度、フジテレビがオモシロ路線に走った時で。それまで制作、営業、編成みたいな区切りがあったんですけど、それをとっぱらったというのが話題になったんです。例えば総務の人が深夜番組をやっていたり。面白いことをやるなら誰でもいいよ、みたいな。
浅原さん:僕が入社した年は、まだバブルだったんですよ。新卒採用バブルの最後の年だったんです。僕が学生の時はリクルートの就職案内本がガンガン届くんですよ。内定10社、20社の人がゴロゴロいる、みたいな。それが次の年からガーン!となくなっていくという…。
三上さん:ラジオは好きだったんですか?
浅原さん:好きでしたね。中学生ぐらいの時からよく聞いてました。僕が中学生の時に広島FMができたんです。それ以来何かしらずっと聞いていて…。オールナイトニッポンも聞いてましたし。
三上さん:そうだとすると本当は制作に入りたかったとか?
浅原さん:ですね。でも、基本的にずっと営業でした。
三上さん:ラジオの営業ってちょっと想像がつかないんですけど…。テレビの営業さんだとスポンサーとか代理店の方々とのお付き合いを通して仕事をとってくる…みたいなイメージがあるんですけど。
浅原さん:だいたい同じだと思います。ただ予算の規模が違うので…。広告会社に行って…みたいな。最初は大変でした、仕事のことを知らないので。僕が入社した時は電通や博報堂という名前も(業務も)知らなかったくらいです(笑)。
三上さん:ずっと東京にいらっしゃったんですか?
浅原さん:4年間ですね。でもその間に、電通が汐留に映ったり、博報堂が大広と読売広告が一緒になって博報堂DYになったり、J-WAVEが六本木に移ったり…。4年間といえども、合従連衡もすごかったし混沌としてました。一番びっくりしたのが、金曜日に番組プロモートしましょうねって話してた人が、月曜日電話したらいないことがあったりして…。こんなことあるのか!?って思いましたね(笑)。
三上さん:営業のお仕事ってこういう感じですかね?(下の画像は…広島のギークガール!!! 2人はどういう関係なんだろう^^)
浅原さん:……!? 営業っていうのは、電通や博報堂に赴いて、話を聞いてもらって…
三上さん:浅原さん^^ ミカさんのこと好きですよね?^^
浅原さん:まぁ同郷ですからねw
■ネットとラジオの関係のむずかしさ
三上さん:福岡のラジオ番組を東京で営業って大変じゃないですか? ラジオって地元密着で、地元でしかスポンサーがとれないようなイメージがあります。でも、浅原さんの活動ってネットからラジオへという普通の流れとは違うわけで。ラジオ番組をUstでやる意味ってないのでは?という議論がなされる中で、これからはどうやって活動していくのかな?と思いまして。
浅原さん:そうですね…。セクションが変わってしまうとこういう動きはできないと思うんですけど。僕は、これからはやはりインターネットの方に行かざるを得ないかなぁと思うのがずっと抱いていた感想だし、今もそれは変わってないです。怒られちゃうかもしれませんが「放送でできそうなことは、だいたいネットで出来ちゃうな」と思っています。
三上さん:これは…放送やっている方が言っちゃうっていうのはすごいことですねw
浅原さん:全く同じというわけではないんですけどね(笑)。でも、ほとんどできちゃいます。
三上さん:今の話を聞くと、地域って関係ないたいですね。個人的に一番意味がないな、と思うのがradikoの地域制限。地域だけでしか聞けないっていうのはユーザーには関係ないですからね。そうい発想からすると、まだラジオってネットを上手く使ってないような気がするんですよ。
浅原さん:radikoはインターネットラジオではないんですよ。radikoは電波状況が良くなくてラジオを聞けない人や、そもそも機械を持っていない人にもラジオに触れてもらう、そのためにネットを使おう、ということで始まったものなのでネットラジオではないんです。一般的に放送局は電波が悪いと、電波用の鉄塔を増やすことが多いんですけど(例えば、東京タワーじゃなくてスカイツリーを建てよう、というように)その代わりに、インターネット経由でも受信できるようにしよう、というのがradikoです。既存のラジオは電波の到達エリア内でしか聞けないのですが、それを疑似的にネット経由で聞かせている、という仕組みです。
三上さん:なるほど。でもradikoの事情はよくわかるんですけど、ネットの時代なんだからFM福岡のコンテンツを世界中に広げた方がリスナーが増えて、作り手としても嬉しいんじゃないですか?
浅原さん:ただ、結局放送免許の問題もあるし、楽曲の権利も含めてradikoでさえも楽曲に限らず権利処理の問題があるんですよ。企業の論理で行くと完全にコストが増えるだけの話なんです。権利料もかかりますし、プラットフォーム的にユーザーが増えれば増えるだけコストもかかってしまうんです。既存のビジネスを維持しながら新しい事業を進めるっていうのは厳しいんんですよね…。気が付いたら「ああ随分遠くまで来たな」という感じです。なので期間を短く見たら進行具合の遅さが目立ってしまうのかもしれないんですけど、5年前と比較したら驚くほど変わったと思うんですよね。日本ではネットラジオは難しい状況があって。既存のラジオをやりながら、それをネットで全部流すっていうのは、法体系も含め各コンテンツの許諾(天気予報やら交通情報やら)が必要でコストがものすごくかかってしまうんです。電波で流れるものとネットで流れるものは違うと解釈されている以上、少しずつの積み重ねでしか変わっていかないんです。
三上さん:ネットとラジオがもっと上手くいくシステムとかってあると思いますか? 数年先に。
浅原さん:今はスマホでradikoでラジオを聞こう、Ustreamで中継を見よう、YouTubeで動画を見よう、というような行動パターンだと思うんですけど、そういう垣根がなくなっていく気がします。ユーザーは面白いものが見たいわけであってメディアは関係ないんですよね。
三上さん:そうするとツイキャスで女の子がメイクする配信と芸能人のラジオが同じ土俵になるってことですよね。そこで勝負するっていうのは厳しいですよね。
浅原さん:それがデジタル時代ですよね…。化粧キャスが数千人が見てたりするのを「まじかよ!」って言いながら悩む、みたいな(笑)。でも、こういうことをわかっていてラジオを作っている人はまだ少ないと思うんです。化粧キャスと自分たちの番組が比べられているんだぞっていうことを気が付いていない。ラジオの方は努力している人が少ないと思います…というか言われました! 「映像の人は新しいテクノロジーに貪欲なのに、音声しかやっていないヤツは努力していない!」とテクノロジー業界の方に怒られたこともあるんです。
■イマメカ!!のこれから
三上さん:今のお話を伺うとライバルは他のラジオ局じゃないですよね?
浅原さん:そうですね。iTunes Storeに並ぶと全部同じだと思うんですよね。
三上さん:ツイキャスだってライバルという意見がラジオ局の方から出てくるなんて思ってませんでした(笑)。でも、今だってツイキャスだと同時接続50人くらいだと思うんですけど…あやのんだってこの前まつエクの実況キャスやってて、それで4~500人くらいが見てたわけでしょ?
あやのさん:うん…。このまつげエクステのツイキャスは同時接続で400人くらいかな…だから合計1000とか2000人くらいかな。
三上さん:ネットという土壌の上では、あやのんのツイキャス400、UstTodayの200、UstTodayのツイキャスの50。やっぱりメディアの規模と視聴者の数は違いますよね。
浅原さん:広告媒体として成立するのか、集まっている人たちからどうビジネスに繋げていくか、ということを考えていかなくてはいけないんですよね。人を集める場所を作るだけではなくて、その先まで考えなくてはいけないというか。
三上さん:イマメカ!!のコミュニティーは結構濃密なものになっている。固いコミュニティーが現実に動いている。これを上手く活用してスポンサーにつなげるのが浅原さんのお仕事ってことですよね。
浅原さん:スポンサーの方々がどういうことを求めているのか? そして我々は何を提供できるのか?っていうことがビジネスなわけじゃないですか。今回改めて感じるのは、まず自分たちの番組説明をして、ご理解いただいて、その上で提案ができるので、まずは番組を知っていただくことが必要だなぁと感じています。正直なところ、まだまだ全然足りなかったなぁと思ったりもしています。
三上さん:3月でスポンサーが終わってしまうかもしれないという危機を…ある意味楽しんでるって感じですか?
浅原さん:それはそうですね。僕は全然悲観しているわけではなくて、もしかすると番組が終わってしまうかもしれないけれど、スポンサーが1社つくかもしれないし、2社つくかもしれない。それは自分次第なんで…。そもそも僕が「やりたい!」と言ってしまったから、僕がやるしかないんですよね。
三上さん:イマメカ!!を救えっていうユーザーコミュニティーが実際出来ていて。そのFacebookページが盛り上がっていたりするわけですよね。
浅原さん:そうですね…。三上さんやマックさんが関っているTBSラジオの文化系トークラジオLifeが存続危機になったときにリスナーが募金をして番組を継続できないかということをやっていたり。「ラジオのビジネスモデルをどうするか?」という内容の回は僕も見学に行かせていただいたんですけれど、そういうことって一部ではずっと行われ続けてきてるわけですよね。今回もクラウドファンディングできないか?という話もあるんですけど、ラジオ番組の場合は単に寄付ということになるんですよね。永続的ではない。アメリカにはそういうことは成り立っている実績もあるんですけど、日本ではかなりハードルが高いんです。基本的なラジオが継続するスキームというのは、とても洗練されたものなので、それを継承していこうかなというのが現状です。勿論社会もものすごく変化しているので、現行のやり方がそぐわないこともある。なので、現状維持しつつも変えれるところは変えていくっていうハイブリット型も選択肢なのかなぁと模索しているところです。
三上さん:ちんさやに始まり、イマメカ!!にしかり、かなり尖ったことされてますよね?
浅原さん:そうですね。末広さんに最初について頂いたときは「ラジオいらないけど、どうする?」と言われました(笑)。「Ustだけでいいんだけど、うちは」という感じで。なので、そのころから「ラジオはおまけで」というスタンスなんですよね。
三上さん:イマメカ!!にお世話になった人は、何かお手伝いができるんでしょうか?というtweetが来ています。
浅原さん:イマメカ!!という番組があって、ラジオやネットにも載って、さらにそれを必ず見てくれる人たちがたくさんいる。この事実を広めていただくっていうのが、ありがたいです。そこから全てが始まるので。URLを貼って呟いていただけるだけでも、とっても嬉しいです。実質この1ヶ月しかないので、頑張りますよ!!!
三上さん:今後イマメカ!!でこんなことやりますよ!という仕掛けがあれば教えてください。
浅原さん:来週取材に行くので、今月末にはその番組ができるかな、と思ってます。あと、まだスタッフにも言っていないネタがあって、それは2月上旬に実施したいと思ってます。東京で仕込むネタがありましてね…。
三上さん:そういえば、イマメカ!!は去年Ustream大賞第4位でしたよね!
浅原さん:あれって1週間前に発表があって…格安パックが取れなくてですね…。あれは自費で行きました。でも、現地に行ったら受賞できるんじゃないか?とか、自費で行って何ももらえなかったら嫌だな…と思ったり。そう思って行ったら、まさかの4位で。それで会社に帰ったら、「どうして報告しないんだ!」と偉い方に怒られちゃったんですよね。
三上さん:今回は?
浅原さん:呼ばれたら、報告しようかなって思ってます(笑)。でも去年4位っていう名誉をいただいたので…。そもそも20位にならないと呼んでもらえないんですけど…。
三上さん:是非みなさんクリックを…イマメカ!!とUstTodayにね…お願いします!
あやのさん:Ustream大賞って受賞すると何かいいことあるんですか?
浅原さん:怒られただけ…
三上さん:(ここで効果をアピールすると営業につながるかも…ごにょごにょ)
浅原さん:Ustream大賞を受賞して、読売新聞に取材されたり、NHKの文化研究所に取材をいただいたりね…! 本当に名誉のあるものでした!!!!!!!
三上さん:さっきとテンションが違いすぎますよ…(笑)。というわけで、今回はラジオからネットへ、ではなくて、ネットからラジオに人を連れてくるという逆の試みをされているFM福岡 イマメカ!!のプロデューサーである浅原さんにお越しいただきました! ありがとうございました!
Information
ゲスト:FM福岡 「イマメカ!!」プロデューサー 浅原雄一さん
イマメカ!!は毎週土曜 25:00-25:30からFM福岡で放送中。Ustream/ツイキャス/ニコ生は毎週金曜21:00-23:00から配信中!(ネット配信の方が早いってことろが注目だよ!)
番組HP/twitter/Facebook
レギュラー:三上洋 (@mikamiyoh )、Ayano* (@AyanoTDO )、マック (@macabc )※順不同敬称略